遺品整理する日が来たとしても
私の母は本当に整理が下手で、家の中のものにあふれている。捨てなく解決されない。あまりにもひどいので、どうせ死ぬと遺品整理でもしてしまうか必要のないことはすぐに放置としてくださいと冗談交じりに言うことができます。ももし、そんな日が来ても思い出が詰まっているだけで、簡単に遺品整理などできないのだ。
父の遺品整理をしていた。父は仕事の関係で、非常に本が多かった。その中でも座右の本がありそれは父の机の上に置き、事ある毎に使われていた。その部厚い本を手に取ってパラパラと渡してみた。本のあちこちに父の文字の書き込みがある。長い時間この本は父と一緒にいて、父の仕事を支えてきたものだと感じた。遺品整理をする手を休ませて、しばらく考えに陥ってしまった。